脂肪吸引に至るまでの経緯
年齢を重ねるごとに気になり始めた二の腕のたるみ。40代に入り、どんなに運動や食事制限をしても改善されない二の腕のラインに悩まされていました。特に夏場は半袖を着るのに抵抗を感じ、腕を見せる機会があるたびに自信を失っていました。
これまでも二の腕引き締めのためのトレーニングや様々なエステを試してきましたが、思うような効果が得られず、「年齢的にもう無理なのかもしれない」と諦めかけていた時、脂肪吸引という選択肢に出会いました。決断するまでには多くの時間を要しました。何しろ外科的な処置。不安や恐怖も大きかったのです。インターネットで多くの症例写真を見比べ、口コミやレビューを徹底的に調査。特に二の腕の脂肪吸引に定評のある医師を探し出すのに数ヶ月を費やしました。最終的に選んだのは、二の腕の脂肪吸引の症例数が多く、自然なラインを作り出すことに定評のある医師でした。カウンセリングでも丁寧に説明してくださり、無理な施術はせず、私の体型や皮膚の状態に合わせた施術プランを提案してくださいました。
手術直後の状態:手術自体は局所麻酔で行われ、予想していたほどの痛みはありませんでした。しかし、術後の圧迫や腫れは想像以上。特に最初の一週間は常に圧迫ガーメントを着用し、腕を上げる動作にも痛みを伴いました。
術後の経過は比較的良好で、担当医からも「順調ですよ」と言われていました。確かに、インターネットで見た症例写真に比べると内出血(うっ血)は少なめでした。これは医師の技術によるものだと実感し、徹底的に調査して良い医師を選んだことに安堵しました。
インディバ施術との出会い
術後2週間が経過した頃、医師からのアドバイスもあり、回復を早めるためにインディバ施術を受けることを決意しました。術後のケアでインディバが効果的という口コミを目にしていたこともあり、期待を込めてサロンを訪れました。初回のカウンセリングでは、現在の状態を詳しく説明。施術者の方は私の腕の状態を見て、「うっ血は少ないですね。医師の技術が良かったのでしょう。ただ、全体的なむくみと部分的な拘縮があるので、それらを改善していきましょう」と言ってくださいました
施術の内容
二の腕全体を360度をメインに、肩甲骨周りと脇の下もアプローチ。単に二の腕だけでなく、周辺部位の血流やリンパの流れを改善することで、二の腕の回復を促進するためとの事でした。最初は少し熱さを感じることもありましたが、施術者の方が常に「熱くないですか?」と声をかけてくださったので安心して施術を受けられました。
特に硬くなっている部分(拘縮)には時間をかけて丁寧にアプローチしていただき、「この部分が柔らかくなることで、全体のラインが美しく整います」と説明してくださいました。また、肩甲骨周りのケアについては「腕のリンパの流れを促進するためには、肩甲骨周りの血行を良くすることが大切です」と教えていただきました。
私にとって新鮮だったのは、脇の下へのアプローチです。「脇の下はリンパ節が集中している場所なので、ここをケアすることで老廃物の排出がスムーズになります」という説明に納得しながら施術を受けました。
4回の施術による変化
1回目の施術後:
初回の施術を終えた直後、腕の動きがスムーズになったことを実感しました。特に、髪を結ぶ際の腕の上げ下げがしやすくなり、日常生活での不便さが少し軽減されました。
触感にも変化があり、特に拘縮していた部分が少し柔らかくなった印象です。ただ、見た目には大きな変化はまだ感じられませんでした。施術者の方からは「これから回復に向かう過程なので、焦らずに継続していきましょう」と声をかけていただき、次回の施術への期待が膨らみました。
2回目の施術:
1週間後の2回目では、腕全体の動きがより自然になってきました。洋服の着脱も楽になり、圧迫ガーメントを着けない時間も増やせるようになりました。
触るとまだ部分的に硬さは残っていましたが、1回目と比べると明らかに柔らかくなっている箇所もありました。この段階で少し腕のラインが整ってきたことも実感。特に腕の外側のシルエットがすっきりとしてきました。
施術者の方からは「回復のペースは人それぞれですが、順調に進んでいますよ」と励ましの言葉をいただきました。
3回目の施術:
3回目の施術時には、腕を動かす際の違和感がほとんどなくなっていました。日常生活での制限を感じることもなくなり、自信を持って半袖を着られる日も近いと感じました。
拘縮していた部分も大幅に改善され、触ると全体的に均一な感触になってきました。見た目にも二の腕のラインが自然に整ってきて、特に横から見た時のシルエットに満足感を覚えるようになりました。
この頃から「脂肪吸引をして本当に良かった」と心から思えるようになり、術後のケアの重要性を実感し始めました。
4回目の施術と気づき
最後となる4回目の施術を終えた時、大きな変化に気づきました。それは肩甲骨がはっきりと見えるようになったことです。
実は私はもともと細身の体型で、肩甲骨も比較的出ている方だったのですが、脂肪吸引後にはその肩甲骨のラインがぼやけていました。それが4回目の施術後にはっきりと浮かび上がってきたのです。
「あ、やっぱりむくんでいたんだ」という気づきがありました。医師の技術が良くてうっ血が少なかったのは確かですが、手術によるむくみは確実にあったということです。それがインディバ施術によって改善され、本来の体のラインが戻ってきたのでした。施術者の方も「肩甲骨のラインがきれいに出てきましたね。これで腕との繋がりも自然になりました」と言ってくださいました。
施術後の変化と感想
4回のインディバ施術を終えた今、二の腕の状態は手術前と比べて劇的に改善しました。二の腕のたるみが解消され、腕を上げた時のプルプルとした揺れもなくなりました。
特に実感している変化は以下の点です
自然な二の腕のライン:不自然な凹凸がなく、滑らかなラインになりました。
拘縮の改善:触っても硬い部分がなくなり、全体的に柔らかく均一な感触になりました。
この経験を通じて学んだのは、良い医師を選ぶことは重要ですが、術後のケアもまた結果を左右する大きな要素だと実感しました。
インディバ施術は単に二の腕の形を整えるだけでなく、手術によるストレスから体を回復させる助けにもなりました。施術を受けるたびに心身ともにリラックスでき、回復過程を前向きに捉えられるようになったことも大きな収穫です。
40代になって決断した脂肪吸引でしたが、適切な術後ケアを行うことで理想的な結果を得られました。今では「もっと早く決断すれば良かった」とさえ思います。年齢を重ねても自分の体に自信を持ち、好きな服を楽しめるようになったことは、私にとって何物にも代えがたい価値があります。
最後に、この経験を同じような悩みを持つ方々にシェアしたいと思います。脂肪吸引を検討されている方には、手術前の医師選びだけでなく、術後のケア計画も含めて総合的に考えることをお勧めします。そして、インディバのような施術が術後の回復に大きく貢献することを、ぜひ知っていただきたいと思います。