冬はコートで隠せるからと、ついつい油断してしまいがちな「ぽっこりお腹」。でも、食事制限や運動をしてもなかなかへこまない…それ、「内臓下垂」が原因かもしれません。
本記事では、「内臓下垂ってなに?」という基本から、自分でできるチェック法、体に与える影響、そして無理なく続けられる改善方法まで、詳しく解説します。
体の内側からスッキリ整えて、美しいラインと健康を手に入れましょう!
投稿日:2025.4.25 最終更新日:2025.4.28
トータルビューティープランナー:金敬梅
Contents
ぽっこりお腹の本当の原因とは?
「痩せてるのにお腹だけ出てる」…その理由
ダイエットをしても下腹だけが出ている…。
その原因は脂肪だけじゃなく、「内臓下垂」という状態が関係しているかもしれません。
お腹ぽっこりの主な原因は大きく分けて2つ
皮下脂肪によるもの(仰向けになるとへこむ)
内臓脂肪や内臓下垂によるもの(仰向けでもぽっこりしたまま)
まずは「脂肪」なのか「下垂」なのかを見極めることが、正しいアプローチの第一歩です。
内臓下垂とは?特徴と主な原因

腸の位置が下がるだけでこんなに変わる!
「内臓下垂」とは、腸などの臓器が本来の位置から下がってしまっている状態のこと。特に痩せ型の方や姿勢が悪い人に多く見られます。
内臓下垂が疑われるサイン
●全体的に痩せているのにお腹だけ出ている
●骨盤の歪みがある
●猫背や反り腰など姿勢が悪い
●腹筋や背筋が弱い
当てはまる項目が多い場合は、内臓下垂の可能性を疑ってみましょう。
自分はどのタイプ?脂肪タイプ別「ぽっこり」の見分け方
あなたは「りんご型」?「洋ナシ型」? ぽっこりお腹は、脂肪の種類によってもタイプが分かれます。
内臓脂肪(りんご体型)
●男性に多い/エネルギーに変わりやすい
●つきすぎると生活習慣病のリスク
皮下脂肪(洋ナシ体型)
●女性に多い/保温やクッションの役割あり
●病気とは直結しないが、見た目や関節に負担
どちらも放置せず、食事+運動のバランスが大切です。
自宅で簡単チェック!内臓下垂セルフ診断
おへそを見るだけで腸の状態がわかる?
仰向けに寝たときにお腹がへこまない場合は、内臓下垂の可能性あり。 さらに「おへその形」もヒントになります。正常なおへそ
縦長の楕円形/シワが少ない
内臓下垂の疑い
横長で歪んでいる/シワが多い
日常的にチェックしておくと、体調変化に気づきやすくなります。
放置しないで!内臓下垂が体に与える影響
見た目だけじゃない、健康にも直結
内臓下垂は、以下のような不調を引き起こす原因になります
●自宅便秘・下痢・胃もたれ
●慢性的な腰痛
●自律神経の乱れによるむくみ
●血行不良による冷え性
●下肢のしびれや神経圧迫
一見関係ない不調が、実は内臓の位置と関係していることも。早めのケアがカギです。で簡単チェック!内臓下垂セルフ診断
今日から始める内臓下垂の改善アプローチ
無理なく、楽しく、体の中から変えていく 内臓下垂の改善は、日常生活に取り入れやすいことから始めましょう。
具体的な方法
●骨盤や姿勢の矯正(ストレッチや整体も◎)
●腹横筋などコアマッスルの強化
●深い腹式呼吸で腹圧を高める
●高たんぱく・低糖質な食事
●十分な水分補給
●必要に応じて腹帯の活用も
自分に合った方法で、無理なく続けるのが大切です。
正しい知識とケアで、自分史上最高のボディへ
今の体は、自分の生活習慣の鏡
ぽっこりお腹の原因はひとつではなく、「内臓の位置」「脂肪のつき方」「姿勢」などが複雑に関わっています。
だからこそ、体のサインを見逃さず、正しく向き合うことが何よりも大切です。まずは、自分の「今」を知ることから始めてみませんか?
今日の小さな行動が、明日のスッキリ美ボディにつながります!
まとめ
ぽっこりお腹は、ただの見た目の悩みではなく、内臓や健康にも深く関係しています。
なかでも「内臓下垂」は見過ごされがちですが、放っておくと体調不良の原因にもなりかねません。
おへその形や姿勢など、自宅でできる簡単チェックからスタートし、無理のない改善を日常に取り入れてみてください。
体の内側から整えることで、美しさも健康も手に入れられますよ。